パッと光らず咲きもしない湿けた花火のようなブログ

鈴木です。ちょこちょこ記事書いては消してます

27. First Love 初恋を見た24歳独身男

ネトフリで話題になっているFirstLove初恋を見たのだが、今年で一番面白いドラマだった

 

マジで良かった、めちゃくちゃ泣いた。何が良かったって、まず満島ひかりがめちゃくちゃに良い。カルテットからファンになったただのミーハーだし、俺みてぇなミーハー沢山いると思われるけど、満島ひかりがめっちゃ良いんだぁ。顔が小さくて肌が綺麗なんだぁ

 

演技、っつうか、満島ひかりの喋り方が本当に好き。ポエムみたいなセリフでも、すごく様になるし、満島ひかりが言えば、説得力も含蓄もあって、心に響く。すげぇよ満島ひかり

 

ノリノリな演技も、儚げな姿も全部良い。最高か?最高だ。Q.E.D.最高。満島ひかりの演技を好きになれる人格と感性を持ち合わせていて本当に良かった。俺も一緒にAutomatic歌いてぇ

 

 

満島ひかりのセリフに限らず、このドラマのセリフ全部良かった。ミーハーの俺はそうゆうセリフを覚えて、いざって時に使おうと思っている。それくらい良い

 

だから、俺がドヤ顔で鼻毛出しながら良いこと言っている時は、何かのドラマとか小説からパクって言ってるんだなって確信して疑念を抱いてほしい

 

そして、その鼻毛野郎に、お前だせぇし口もくせぇなって言って欲しい。そう、俺はだせぇ。そして、口もくせぇ。それと、いざっていう時はこない

 

 

このドラマを見たきっかけが、いろんな人がsnsで「見た!」とか「よかった!」とか言ってて、そうゆうのを見て、俺も見てみよって、軽い気持ちでミーハーな俺は鑑賞した

 

それが間違いだった。軽い気持ちで見てはいけなかった。覚悟なしで見てはいけないドラマだった。いいか、覚悟をしたものこそが幸福になれるんだ

 

このドラマを勧めるときは、覚悟を持たせた上で紹介しなくてはならない。それくらい衝撃的な展開が多かった

 

 

このドラマ全9話で各話1時間弱で構成されていて、1〜2話目が登場人物の紹介みたいな感じでゆったり進むんだが、3話目で急に展開がエグくなる

 

起承転結の転が3話目にくる。そっから8話目まで面白くもえっぐい内容の話がずぅぅぅっっと続く

 

1〜9話を「起承転結」だけで表すなら、

1 2 3 4 5 6 7 8 9

起承転転転転転転結

まじでそれくらいポンポン、ポンポン色んな話がでてくるし、ずっと話が転転テンテン転々するし、飽きない展開が続く。不意に電車で見かける巨乳から目離せないくらい飽きない。あれまじで視線のブラックホール

 

 

でも、そんなに話がコロコロ変わっても、小泉今日子だけは変わらず、永遠に「也英ちゃ〜ん」っていうおばちゃんだった。良い母だった。でも、ずっとおばちゃんだった

 

そして、綴の幼少時が可愛い過ぎた。あの子は何?天使?女じゃねぇのに母性湧いたし、なんなら、母乳が出たまである。ねぇよ

 

 

このように、話の展開の目まぐるしさもさることながら、時系列もめっちゃ変わる

 

過去編の学生時1997年くらいから2018年くらいまでと、現在編の2018年以降の二つの時間を行き来するのだが、

 

過去編の途中25歳くらいまで佐藤健満島ひかりの若かりし頃は別の役者が演じていたのに、25歳くらいから佐藤健満島ひかり本人になっちゃって、過去編?現在編どっち?ってすげぇ混乱する。書きだしても何言ってっかわかんねぇ

 

つうか、役者ってすごない?すごあるよな。20代も30代も40代も身一つで化けられるの?ってなった。まじで理解できないし、全てを信じたくなくなる。

 

頼むから、役者を同じ人間としてカテゴライズしないでくれ、アイツら人間を超えた何かだよ、吸血鬼とか何かだよ、人間を辞めてるよジョジョ

 

 

恋愛もののドラマだから、セックスシーンとかちゃんとある。一人で見ることを特に勧めたりはしないが、一緒に見る相手を選ぶことはちゃんとした方がいい

 

自分の場合、リビングで見ていたのだが、偶然そのとき、弟が彼女をうちに招待していて、俺と弟と弟の彼女の3人で見ていた。見てしまっていた

 

6話目だか、7話目だか。佐藤健とその同僚役のやつらがクラブに行った。そこには佐藤健をひたすら見つめてくるよくわからんアジアン女優いた。おい、ちょっとまて、お前、、

 

佐藤健とアジアン女優がヤるシーンが3人の前に突如として流れ出す。ゾッとするおれ、驚く弟、キャっと声を上げる彼女。弟と弟の彼女が目を合わす

 

そんな二人を視界の端におさめながら、ほとんど意識を手放したおれ。現実逃避。急なセックスシーンにびっくりし背筋がのび、目を開け、しかし、意識を失っていた。死んだ。

 

その堂々とした状態で死にゆく姿は、まるで"白ひげ"。微動だに目が動かない"怪物"。姿勢は良いが、心への負荷は底知れない。一切の"逃げ場"なし、マリンフォード頂上決戦だった

 

濡れ場を家族と一緒に見ようが、友達と一緒に見ようが、気まずさなんてもはや感じる年齢ではないが、弟の彼女もいる中で、濡れ場のシーンを見るのは絶対に違う。これは絶対的な自信を持って言えるし、絶体絶命、というか絶命

 

ここまできたら、弟と弟の彼女を方を向いて、一緒に気まずそうに笑ったら、それは"負け"である。俺はこのセックスシーンが終わるまで、画面から目を逸らしてはいけないし、表情も変えてはいけない。そうやってこの塗れ場のシーンが終わる時、それが俺の"勝ち"である

 

ガキが見る初めてのavだとか、童貞が初めて母親以外の女性の裸体を見るくらいの集中力を持って、俺は佐藤健とこのよくわかんねぇアジアン女優のセックスシーンを見続けなければならない。俺は、童貞として存在を確立し直さなくてはならない。童貞並みの集中力を持ってして、周りが見えなくなるほど、目の前のセックスを見続けなければならない

 

俺は童貞になった

 

揺れる乳。喘ぐ佐藤健。それをひたすら真剣に尋常ではない集中力で童貞のように食い入るように見つめている彼氏の兄

 

弟の彼女から見えた俺の姿はこんな風に見えていたのだろうか。ツライ。クライ。時にクルシイ。あとね、勝ち負けを言うんだったら、童貞だと思われた時点でも等しく負けなんですよ

 

色々蛇足が入った

 

とにかく言いたいことは、このドラマめちゃくちゃ面白い、今年で一番面白かった。けど、3〜8話目で心がすり減るくらいエグい話だし、毎回泣くし、時々母乳も出そうになる。でもその分9話目の結末の全部に感動できる

 

だから、その感情のハイアンドダウンと、それから心に響くセリフを、ぜひ覚悟を持って見て、楽しんでほしい

 

そして、見終わった後に、俺にこう言ってほしい「お前ってちょっとの忘れ物もしたことなさそうだな」って

26. 生まれ変われるなら、キムタクになりたい

 

 

早く生まれ変わりたい。男の中の男、マンダムに

 

 

 

まず、言い易い。キムタクって。響も良い

他のSMAPのメンバーは、つよぽんとか、ごろうちゃんとか、中居くんとか、しんごちゃんとかみんな愛称ぽいのに、キムタクだけただの省略。

でも、それが良い。一番言い易いしキムタクって口に出したくなる

 

"キムラタクヤ"という名前はおそらくこの世にごまんといる。苗字と名前で分けて考えたら、さらに多くなるし、実際、俺の中のキムラさんはご近所でワンチャン飼われてた方だし、タクヤさんはバイト先の店長と同じ名前だし、かなり身近にキムラもタクヤもいる

 

でも、そんな有象無象のキムラもタクヤもおさえての、キムラ界のキムタク、タクヤ界のキムタク。それがキムタク。オリジナルキムタク、特別なオンリーワン

 

マジでキムタクって言い易い、言い易すぎて赤ちゃんがマーマ、パーパに次いで思わず覚えてキムタークって言ってたし、チョベリベリサイコーきっむたっくシェイクだし

もはや、本名を思い出すのに時間がちょいかかるくらいに、キムタクはキムタク。それくらいに、キムラタクヤはキムタク

 

マジで憧れる。俺、キムタクになりたい。俺は、自分の名前をただ省略しただけなのに、愛称として親しまれる、そんな存在に、キムタクみたいなイケメンになりたい。

 

いや、違う、そんな複雑な話じゃない。

 

俺はただ、イケメンになりてぇんだ。俺はイケメンになりてぇ、ああそうだよ、イケメンになりてぇんだよぉ、ああ?俺は最初からイケメンになりてぇって言いてぇだけなんだよぉ!!!

 

マジで頼む、デオドラントフェイスウォッシュしたらキムタクになっててくれ。それで、もしなれたら、絶対に"好きにやっちゃって〜"ってキムタクの顔で言いたい、頼む、言わせてくれ。そのあとに、キレが凄いのしかわからないキモいダンスをキムタクみたいなイケメンな姿でさせてくれ、あ〜、イケメンになって踊りてぇよぉ、

 

で、キモいダンスをしてる俺をガキンチョどもに指差されながら、あっキムタクがキモいダンスしてる〜って言われたい。

 

そんなガキンチョどもに、"やる時にやらない奴は嫌いだ。手を抜く方が疲れる"、って言い返したい、いや、言い返したね。

 

それに対してガキンチョどもは、キモいダンスは恥ずかしいからできないよ〜って言ってきたから、俺は"できるできないじゃない、やるかやらないか"、ってさらに言い返したんだよ

 

そしたら、ガキンチョどもは怖がって走って逃げて行ったから、

"ちょ待てよ!"、って呼び止めて、俺はこう言った

 

 

PEACE!!

STAYSAFE!!

#キムタク       

25. 就活面接で面接官相手に無双した「株式会社ケンコーマヨネーズ」という他企業名

株式会社ケンコーマヨネーズ

それは、日本のたまごサラダの全てを牛耳っていると言っても過言ではない大企業。たまごサラダのドン。The king of egg salad.

 

ケンコーマヨネーズがたまごサラダを値上げしたら、飲食店で提供しているたまごサラダや、コンビニで売られているたまごサンドが軒並み値上げしてしまうくらいにはたまごサラダの実権を握っている。たまごサラダの圧倒的寡占、たまごサラダの独裁である。たまごサラダで暴力を振るうことだってできる

いてぇ!苦しい!でも、美味しい!

 

 

しかし、この企業の強みはたまごサラダだけではない

 

マクドナゲットのバーベキューソース。それすらも牛耳っているのである。少なくとも、自分が産まれる前から大人気であろうあのソースをだ。向かうところ敵なしのバーベキューソース。

ちなみに、バーベキューソースの正式名、というかケンコーマヨネーズが扱っている商品名は「テキサススタイル バーベキューソース」である。

だから、マクドでナゲットに付けるソースを言う時は、「テキサススタイル バーベキューソースで」ってドヤ顔しながらマクドの店員に言うのが正しい。違うか。バーベキューソースはバーベキューソースだわ。なんなら、バーベキューって略すまである。それで伝わるもんね。というかだせぇわ、テキサススタイルバーベキューソースって言う奴、気色悪い。それから、マスタードは邪道ですよ

 

 

とにかく、この2点だけでも十分な業績を挙げれそうなほど影響力が大きく非常に売れている商品ではあるが、ケンコーマヨネーズで一番売れている商品はこれらではない

 

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(2022年2月22日 https://www.kenkomayo.com/pro/r/r95/

 

堂々の1位を飾るのは " ガーリックバターソース " という、臭そうなソースなのである。ちなみに、自分はこのソースを頂いたことがあるのだが、めちゃくちゃ美味しい。焼いたトーストに掛けてもおっけー。お肉とか野菜とか、なんなら海鮮の炒め物でも、これさえ掛けとけば美味しくさせられる最強のソース、全てに調和をもたらす万能で最高に臭いソース

 

また、この強気の1本あたりの販売量を確認して欲しい。ガーリックバターソースとかいう、興味は湧いても買うのに1歩踏みとどまってしまうキテレツなのに、強気の " 515 g " 

暗にケンコーマヨネーズは「おめぇ、" 515 g " が強気だって!?言いてぇことは一回買って食べてみてから言えぁ!!あぁ!?」と言ってるような気がしてならない。そのくらいには、" 515 g " は多くて強気

 

あと、その2位のやつなに?商品名に情報量が多すぎじゃんね?じゃーまんかりーけちゃっぷ?絶対うまいじゃん。ジャーマンカリーケチャップと相性が良い料理を探そう会したい、速攻600 gを使い切れる自信がある、うわっ、よだれ

 

ちなみに、ケンコーマヨネーズと名乗っておきながらマヨネーズの社内売上は5位である。人気ではあるが、看板を飾れると言えるほどではない。これは、キューピーが強すぎるがためである。みんなマヨネーズはキューピーを買う。だから、ケンコーマヨネーズのマヨネーズの社内売上はトップになれない。でも、それもしょうがない話で、キューピーは福山にキュウリ食わせてキューピーハーフとか言わせてるくらいにはマヨネーズへの熱意と予算が違う。勝てねぇ

 

 

そんな感じで、ケンコーマヨネーズへの興味がここ3年ほど尽きず、ケンコーマヨネーズのインスタをもフォローしている(昨年11月に開設)。そもそも、名前が好き。マヨネーズに健康も何もねぇんだよ、奇跡も魔法もねぇんだよ

 

グダグダとケンコーマヨネーズについて話してきたが、本ブログの主題はケンコーマヨネーズではない

 

就活における面接が主題なんです

 

 

人生で一番自由で、一番辛い就活とかいうクソイベント。そんなクソのメインとも言えるクソ面接。クソオブクソ

いやほんと、就活ってパワーで乗り切れんじゃねぇかなって思う。クヨクヨ考えれば、その自信のなさが表れちゃうし、小手先の技術なんかで敵うわけがない。技を超えた純粋な強さ、それがパワーだって幽遊白書で冨樫が戸愚呂に言わせてるくらいだし、パワーが一番大事だと思う

 

というか、面接って、就活生が猫被ってる中、どうやってその人の本質を見抜いてるのか気になる。こちとら、普段は男友達とオチンポオッパイ言いながらキャピキャピできる稚拙で幼稚な奴なんですよ。

こないだなんか、「ピンクってどうしてこんなに優しい乳首色してんだろう」って真顔で真剣に言ってんだぜ。だめだろ、そんな奴ら社会に出ちゃ。

あと、このセリフ、前後が逆なんだわ。「ピンクが乳首色」じゃなくて、「乳首がピンク色」なんだわ。

" 優しい乳首色 " とか常軌を逸したセリフだよ、思いついた奴、怖い。けど、そいつとは仲良くできる

 

本ブログの結論から先に話すと、そんな大事な面接でケンコーマヨネーズ社とは全く関係のないところで、ケンコーマヨネーズの話題で盛り上がったんです。意味がわからない

 

その話の発端まで遡る。喋らせて欲しい

 

ものづくり系の理系企業に自分はエントリーしようとしていた。せっせとエントリーシートを書いていたら設問の一つに、「弊社以外で興味のある企業を教えてください」とあったので、迷わず " 株式会社ケンコーマヨネーズ " と書いた。これがこのブログを書くに至った原因であり、諸悪

 

いや、興味のある企業は?って聞かれたら、3年前から気になって仕方のないケンコーマヨネーズを外すことはできないでしょうが。ブログ冒頭1000文字に渡ってケンコーマヨネーズについて書ける僕ですよ、3年間の愛情を舐めないで欲しい

 

というか、こうゆうESで聞かれる興味のある企業は?って、ほかに志望するつもりの企業はどこですか?みたいなそうゆう意味なのかな。それなら、そう書いて欲しいし、それなら、ケンコーマヨネーズは書かなかったし、てか、そもそも、ケンコーマヨネーズとかいうイロモノネーム書いちゃだめなんだよ

 

適当にESを書いた数週間後、無事ESはパスし、"ぜひ面接を"という話へ進んだ

 

1次面接

面接のために、その企業についてたくさん調べてきた。その企業のことはもちろん、業界の動きなど。それから、自己分析し、自分の強みや弱みや性癖をうまく話せるように頑張って準備した。乳首が弱いです

 

最初の質問は、" 自己紹介と弊社を志望される理由を教えてください " だった。適当に答えられた。他にもESをご覧になって2,3個の質問が飛んできたが無難に答えられたと思う。性癖を言う機会はない

 

そして、次の質問で「あの〜、ESに書いてくださった興味のある企業のケンコーマヨネーズって会社はなんですか?私たち面接官の間で面接が始まる前から話題になっていまして(笑)」と聞かれた

 

いや、まあ、そうですよね。明らかに御社と業界も分野も違うぶっ飛んだ名前の企業が書いてあれば、なにそれ?ってなるし、聞きたくなりますよね。それに関しては、書いた僕が悪いです。でも、その企業に興味があることは隠せないです、自分に嘘はつけないです!

 

俺「あ、えっと、そちらは、ソースとかたまごサラダを製造してる会社でして、その企業様については純粋な興味があり、好きな企業なのでESにお書きしました」

面A「結構大きな企業?」

俺「キューピーの次にくるくらいには大きいソース会社です」

面A「へぇ、そうなんですね。初めて知りました。なるほどねぇ、どうゆうところが好きなの?」

俺「そちらで製造されているソース、例えばガーリックバターソースと呼ばれているものなどがあるのですが、商品的に尖ったソースが多くて。扱っている多くの商品が面白くて好きです」

面A「その気持ちわかる。僕もコーヒーが好きで、種類が多くて面白いなぁって思うし、そうゆうコーヒーメーカーとかで働いてみたらどうなるかなぁって時々考えたりします。その、ケンコーマヨネーズさんで一番人気な商品とかわかる?」

俺「あ、先程も述べたガーリックバターソースという商品が人気みたいです」

面B「そうなんだ。ガーリックってつくくらいだし、結構臭うの?」

俺「ええ、かなり」

面B「どうゆう風にして食べると美味しい?」

俺「焼いたトーストにかけても美味しいですし、海鮮と一緒に炒めても美味しいです」

面B「おお、いいねぇ、自分も試してみようと思いますね」

面C「それでは時間になりましたので、面接を終了させて頂きます。おつかれさまでした」

 

 

 

…ぇえ?いやいや、ちょっと待ってよ。俺はケンコーマヨネーズのセールスか?布教?自分のこと以上にケンコーマヨネーズとガーリックバターソースのことを答えて、あと、面接官がコーヒー好きってことを知ってしまったんだが。それに、ガーリックバターソースって名前を聞いて、「臭うの?」って質問はなに?そこ大事?しかも、面接官の一人に至ってはガーリックバターソースご存知だったらしく、めちゃくちゃ頷いてくれていたし、この状況

 

いや困る。まじで困る。面接において、俺の人と成りを見て、御社にマッチングするか判断していただきたいのに、7割近くケンコーマヨネーズのことしか話してないし、ケンコーマヨネーズで判断されるのは非常に困る

 

仮に、この面接をパスして、御社から内定頂き働き始めたとしたら、その時の面接官の方に会うたびに「あ、ケンコーマヨネーズの子」って認知されてそうやって声かけられるし、

仮にこの面接落ちたとしても、「そりゃ、ケンコーマヨネーズのことばかり聞かれたからなぁ!?自分のこと話せていないしなぁ!?ケンコーマヨネーズについて話す自分で判断されてもなぁ!?」ってブチギレるし、なにこれ

 

というか、面接ってこんなラフなの?俺が受けた面接が特別なのかな。なんで、ケンコーマヨネーズの話をケンコーマヨネーズとは関係ない企業面接中に話すことになるの、どうして面接官は自分がコーヒー好きってことを教えてくれたの、なんでガーリックバターソースの臭いが気になったの。マジでただの会話じゃねぇか、いや、面接なんてただの会話なんだろうけどさ…

 

なんていうか、面接官は「俺」という存在よりも、俺越しにいる「ケンコーマヨネーズ」に興味があって、すごくやるせなくなった。ずりぃよ、ケンコーマヨネーズ、その名前が。マヨネーズに健康も何もないんだよってさっきから言ってるじゃん…奇跡も魔法もないんだよ…

 

自分は、この企業を第一志望としているので、御社から内定頂き入社したら、さっきも言った通り、" ケンコーマヨネーズの子 " って呼ばれるんでしょうね。人に覚えられるのはありがたいし、嬉しいんですけど、覚えられ方が、ね。ただの悪目立ち感を否めない

 

それでもやっぱり、ケンコーマヨネーズには感謝したい。面接は辛いものだと思っていたら、ケンコーマヨネーズのおかげで温くなったのは事実だし、ガーリックバターソースは美味しいし、そもそも、ケンコーマヨネーズって名前が面白いし

 

ありがとう、ケンコーマヨネーズ

これからも愛します

24. 俺の中のベスト オブイタリアンがサイゼリヤに決定しそう

結局、俺はイタリアン童貞なのだと言わざるを得ない。そうに違いない。

 

先日、大学卒業以来出会う友人らと遊び行った。そこでせっかくならご飯を食べようという事で近場のイタリアンをいただいた

 

自分にとって、初めての本場に近い具合のイタリアン。正式にはナポリ料理らしいのだが、イタリアンとナポリの厳密な違いがわからないので、イタリアンって呼びます

 

厨房にはどこの国かは判別できないけどヨーロッパ人ぽい方しか居なかった。お店に入るとそこはもう日本ではなく、イタリア。"Bonjour"って挨拶された。

挨拶されたら反射的に挨拶を返してしまうというもの。"ボ、ボ、ボンジュール"って返した。噛み噛み、情けない挨拶だった。

というか、いきなりBonjourにボンジュールって返すの日本人にとってむずない?よく反応できたと思う。そもそもボンジュールの意味ってなによ。もし"いらっしゃいませ"みたいなニュアンスなら、俺はいらっしゃいませにいらっしゃいませって返しちゃったってこと?それなら、かなり恥ずかしい。教養が惜しい

 

日本人スタッフも一人だけウェイターに居た。その方は"ボンジュール"言ってくれなかった。お前は、イタリアンの雰囲気をぶち壊してるから、色々考え直したほうがいい。Bonjourにボボボンジュールって返せた俺を見習った方がいい

 

自分は二十数年生きてきて食べたことがあるイタリアンは、サイゼリヤのなんちゃってイタリアンしかないので、どんな料理なのかが楽しみだった。イタリアン童貞、本物のイタリアンにドキドキ、期待しちゃってます!ゥンまああーいって言っちゃうようなイタリアン待っちゃってます!

 

メニューには料理名がたくさん載っていた。冷たい前菜、温かい前菜、メインディッシュ、パスタなど本当に豊富な料理数だった

 

だが、そのメニューはよくわからない言語で表記されているため料理名が読めない。アルファベットで書かれているが、英語ではない。イタリア語?メニューには写真も載っていない。

どんな料理なのか楽しみではあるが、どんな料理か予想を一切できず、全く理解しないまま注文するのはイタリアン童貞にとってはあまりにもリスキー

 

一応、料理に使われる食材は日本語で表記されているのだが、普段料理をしない身としては、それだけではどんな料理か予想できない。「えび」とか「肉」とか「チーズ」とか小さな情報しか脳に入ってこない。

え、てか、マジでなにこれ、何もわからないから何も食べたいと思えないんですけど。マグロのカルパッチョしかわからねぇよ、どうしよう

 

メニューを見て「マグロ美味しそう」としか言えなかった。情けな過ぎる。ここはイタリアンだぞ?寿司屋なら許されるが、イタリアンでマグロ美味しそうはないだろ。

ヨーロッパ人が明るくBonjourって言ってくれるような陽気なお店で、そんな冷厳そうにマグロ美味しそうとか言うなよ。反射的にマグロ美味しそうってイタリアンで言うなよ。よく考えた上でもマグロ美味しそうって言うのもだめ。ここはイタリアンなんだよ。せめてマグロの"カルパッチョ"が美味しそうだねって言ってほしかったよ俺

 

マグロのカルパッチョしか料理名を読めないし、マグロのカルパッチョのことしか考えられなかった。そんな心境の中、ホールの日本人が"お料理決まりましたか〜"ってめちゃ急かしてきた。

明らかにメニューを見てまだ決めてそうでしょうが…急かすなよ…こちとらマグロのカルパッチョしかわかんねぇんだよ…てかまずボンジュールって挨拶しろよ…

 

とりあえず他の友人たちが決めてくれていた料理も含め頼んだ。サラダとピザと唯一読めたマグロのカルパッチョ

 

サラダは材料に「生ハム」って書かれたやつ、ピザは「マルゲリータ」って書かれたやつと、よくわからないピザの計2枚。

 

メニューに載っていた料理名を一切読めなかったため、毎回指差でお願いした。その度にホールの日本人が確認でその料理名を読んでくれたのだが、ほとんど聞き取れなすぎてやばかった。

「これお願いします」

「magzio@#&ですね」

「魔女…?あ、はい、そうです、それです、お願いします」

料理承る前に、和製イタリア語で話してくださいお願いします。あと、Bonjourってちゃんと挨拶してください

 

ピザとサラダとマグロのカルパッチョしか頼めていないので、読めないメニューを見て、追加注文で食材に「カボチャ」「クリーム」って書かれたパスタを頼んだ。一緒に来ていた友人たちもそれぞれのパスタを注文していた

 

 

 

 

最初にきたのは、フランスパンみたいな固いパン。こうゆうパンってお口直し用のパン?お通しのパン?イタリアン童貞わからないことだらけ。お腹空いてたので一気に食べた。美味しかった

 

次に来た料理はサラダ。生ハムが乗っていてデカイ燻製チーズが添えられたサラダ。俺が認識してるサラダそのものだった。サラダは世界共通だった

 

なんかこう、もっと特徴的な、オリーブオイルだけとか、デフォルトで茹でてあるとか、そうゆうのじゃなくて普通にサラダ。酸味が効くドレッシングがかかった普通の生野菜サラダ

 

サラダめちゃくちゃ美味い。というか生ハムがめちゃくちゃ美味い。生ハムの優劣とか全くわからないから、良い生ハムなのか安い生ハムなのか判別できないけど、とりあえず生ハムが美味しかった。結局、肉がありゃなんでもいいんだ。お肉サイコー

 

次に、マグロのカルパッチョがきた。唯一読め、俺の脳内を占拠したマグロのカルパッチョ。マグロのカルパッチョのことを考えすぎて、マグロのカルパッチョへの期待が異常に大きくなっていた

 

自分がイメージしていたマグロのカルパッチョは、レタスかなんかの上に大量にマグロが並べられ、ちょっと酸っぱいソースがかかっているようなカルパッチョ。味覚も視覚も満たしてくれるに違いないカルパッチョを期待していた

 

しかし、きたのは、ひたすらデカイ皿にマグロの叩き4キレが整列したカルパッチョらしきなにかだった

 

こ、これは…カルパッチョ…なのか…?デカ皿にたった4キレ…?そもそもイタリアンなのか…?盛り方がフレンチぽくね…?

 

戸惑った。勝手に期待し、勝手に裏切られ、勝手に戸惑った。

 

とりあえずカルパッチョらしき何かを食べてみた。食べてみて、まずストレートにきたのはマグロの風味。マグロが味覚で豪快に泳ぎ、脳天に駆け抜けていった。霹靂一閃 マグロの呼吸 ラムジュート換水法。

マグロの上にキャビアっぽいのも乗っていて、キャビアっぽい風味を十分に感じられた。ほーん、キャビア乗ってんだって思いながら食べた。

でも、それが本当にキャビアだったのかどうかはわからない。今までキャビア食べたことないから。キャビアの風味とか知らないし、なにに納得して"ほーん"なのかわからない。

 

美味しい、美味しいことには間違いないけど、量より質のカルパッチョだったかぁ…期待する方向間違えてしまった

 

 

次にきたのはピザ

 

ピザめちゃくちゃ美味しい。チーズとか具材とか一つ一つからちゃんと香りがして、マジで美味しかった。さっきの4キレなんちゃってカルパッチョも相まって視覚情報も満たされた。生地も美味しくて、ピザのミミの部分もなんかモチモチしてる気がして最高。今までピザって呼んででごめんなさい。ちゃんとピッツァって呼びます。

あと、この時に厨房からでてきたヨーロッパのシェフの方が最高に面白かった。カットしたピッツァが1枚だけ残っちゃって、じゃんけんで決めようとしたときに、全力でじゃんけんに乗ってきた。可愛い。体型も可愛かった。縦7頭身、横4頭身みたいな体型してた。ベイマックスみたいな体型してた。

 

 

最後に来たのはメインディッシュのパスタ。「カボチャ」「クリーム」というキーワードで選んだパスタがきた。

 

 

 

 

 

 

 

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これは、なに?パスタってなに?

わからない、ヨーロッパ人ならパスタって呼ぶの?

 

一つ一つがデカすぎじゃんけ。あとその積み方、ジェンガかデカ焚き火でしか見たことねぇよ。木の積み方なんだよ

文句ばかりでてきてしまうが、いざ食べてみると美味しい。カボチャクリームの香りとそれによるクリーミーさで美味しい。

見た目はデカパスタ、食感はトッポギ、風味はまろやかカボチャで個人的には新鮮な料理で面白かった

 

 

以上がイタリアン童貞が初めて経験したイタリアンでした。

 

見た目のインパクトが大きいものばかりで、正直、味以上に目からの情報の方が印象深い筆おろしとなった

ほかに残った印象は、ボンジュールって絶対に言わない日本人ウェイターとヨーロピアン・ベイマックス

 

 

サイゼリヤで育ってきた身としては、どうしても見た目的な質よりも量を求めてしまう体になっている。安舌、バカ舌として俺は完成してしまっている。俺は高級ソープよりも、av片手で完成してしまっている

 

下手にイタリアン食べたせいで、サイゼリヤのギトギトチーズマルゲリータピザと、適当なスパゲティと、ミラノ風ドリアをめちゃくちゃに食べたい

 

ああああああ。

サイゼに行きたい。サイゼで、読めて写真が載ってるメニューから注文して、安く美味しく済ませられて、元よりボンジュールって言う気のない日本人ウェイターに会いたい。

俺、サイゼが好きだよぉう

 

所詮、俺はイタリアン童貞なのだと思う

22. 地元で10年以上続いているキンタマウォーズのすゝめ

古今東西、様々なローカルルールというものが存在する

 

 

代表的なものをあげるとすれば、

 

 

たとえば大富豪というトランプゲーム

9を2枚出せば "救急車" という役になり、8切りと同等な効果があったりなかったりと他にも沢山ある

 

 

たとえば麻雀

これに関しても非常に多いらしい。麻雀をやらないので詳しく知らないが、例をあげたいのでウィキペディアで調べてみた。

 

 

「緑一色輪」というローカル役が存在するらしい。

 

 

おそらく手牌を緑色で描かれた牌で統一すれば良さそうな気がするが、実際の役意味までは調べてないのでわからないし、そもそもこの漢字をなんて読んだらいいのかすらわからない。リューイーシーリン?留意尻ん?

 

 

特に最後の「輪」の存在価値がわからない。「緑一色」ではダメなのか

 

 

「輪」という漢字一文字に対して、産まれて20数年の自分のイマジネーションでは到底思いつけない中国2000年の趣が存在するのか

 

 

『「緑一色」だけじゃ物足りねぇなぁ。

お、「輪」って最後に付ければ趣が生まれて良い字面になんじゃねぇのか?ほら、ポテトに添えるパセリみてぇなよぉ!?居なくてもいいのに居てくれてシェイシェイな、輪!』

 

 

とてもじゃないが、自分みたいな常人の感覚では「輪」という字に趣は見出せない。

どうせならもっとカッコいい「爆」とか「豪」にすれば良いのに。緑一色爆豪。超イカしてる。手汗が起爆剤になりそう

 

 

「輪」に趣を感じる人間ってすげぇ。同じ人間として誇らしい。

同じ人間に生まれてよかった、おらも地球に生まれてよかっただぁ!!

 

 

そんなブログ冒頭挨拶。

 

 

 

 

自分の地元にもいくらかローカルルールが存在しているのだが、その中のひとつを紹介したい

 

 

これと言った名前はないが、仮称するなら "キンタマウォーズ"

 

 

これがどんなものか説明すると、お互いの隙を見つけた瞬間にチンチンを叩く、というものである。言葉では理解できない、心で理解するもの

 

 

というか、こんなものはローカルルールにカテゴライズしてはいけないかもしれない。ローカル遊戯とかそっち系。遊戯っていう言葉が当てはまるかどうかも怪しい。だってチンチン叩くんだもん。ただの暴力、戦争。だから、ウォーズ。

 

 

キンタマウォーズの楽しみ方は、叩かれて痛がっている奴を見て笑う、ということに尽きる。自分が知っている中で最底辺なゲームで、これより程度が低いゲームを見たことないし、知りたくもないし、存在しないでほしい

 

 

そもそもこんなことするメリットがほとんどない。無理矢理メリットを述べるなら、キンタマが物理衝撃に強くなったことと、キンタマに迫る危機へのフルオート反射神経化。

 

 

反射神経高まり過ぎて、急にこっち振り向くだけでびびるし、人の腕が動くだけでキンタマ守っちゃう。他人から見たら「なんでキンタマ触ってるの?」って、色々あらぬ疑いかけられるかもしれないし、過敏な反射神経は良いことではないかもしれない

 

 

何が楽しくてこんなことしているのか、イマイチピンとこないが、キンタマウォーズの歴史は長い。

 

 

幕開けは、10年以上前。自分らが小学生の時まで遡る

 

 

当時はまだジャレあいだった。叩くとしても、ウェーイみたいなソフトタッチ。アフン❤︎とかアッハー★とかリアクションし合ってた

 

 

あの時は平和だった、幸せだった。幸せは失ってからやっと気付くという言葉が心に染みる

 

 

 

中学生の時から超過激になった

 

 

アフン❤︎アッハー★とかそんな優しくて気持ち悪いリアクションできないくらいの痛さが頻発した。てか、そもそもキンタマ触られてアフン❤︎って言った覚えがないし、アフン❤︎って言ってる奴が居たらそいつはアブナイ

 

 

キンタマウォーズにおいて、不意打ちは当たり前で、蹴りとかしてる奴もいたし、宣誓なく誰も見てない状況下で殺るアサシンもいたし、やられてガチギレしてた奴もいた

 

 

この戦争において基本的なスタンスは『「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!』で、みな警戒してるためか、全員が常にキンタマに手を添えてガードしていた

 

 

横一列に並んでいる男全員がキンタマに手置いているという状況が異様なのにも関わらず、その時の自分らはそれがデフォであり、毎日であった。

 

 

キンタマウォーズのパワーインフレが日に日に増していき、制御不能な領域に入りつつあった

 

 

ていうか、中学時にキンタマウォーズすなよ。色恋沙汰に頓着する年齢じゃないの?もっとさ、どうやったら女の子の気を惹けるか青臭く話してろよ。キンタマの上に手置いてるなよ

 

 

一度だけ出血沙汰になったことがある

 

 

キンタマを殴られたせいで血尿とかではなくて、

キンタマをガードしている手に画鋲を隠して、殴ってきた奴の手に怪我させたという、ちょっと理解し難いことをしたのである

 

 

さすがに引いた。どう考えても危ねぇだろ。

お前はあれか?正当防衛とか言って、人とか殺しちゃうタイプの人間か?

 

 

これが大問題になったとして、大人から

「どうして画鋲で人を傷つけたのですか?」

って聞かれたら

「キンタマの前に画鋲を設置してただけです。向こうが自分から画鋲に刺されに来ました」

 

 

って答えられたの?そんなカルト的な言い訳が通ると思うなよ。どう考えても画鋲を仕込んだお前が悪いからな。それから、画鋲って手に仕込む物じゃないし、キンタマを守るものじゃないんだわ。画鋲って壁に刺さっているものなんだよ。

 

 

画鋲が壁に刺さってて、その画鋲見ても、

「あ、画鋲だ」「うん、画鋲だね」がアンサーで

「あ、画鋲だ」「取ってキンタマ守るわ」は不正解なんだよ

 

 

この出血沙汰のせいで、俺の中のお前のアイデンティティは「画鋲」。Mr.画鋲。10年経った今でも俺はお前に会うたびに「画鋲」を警戒しなきゃならねぇ

 

 

つか、そもそも、キンタマって叩いて遊ぶもんじゃねぇんだわ。しかもガードしてるのに叩こうとするなよ

 

 

キンタマを狙われる恐怖の日々を過ごしつつ、月日は経ち自分達は中学校を卒業してしまった

 

 

中学校とはおさらばしたが、キンタマウォーズとはおさらばできなかった

 

 

これは高校時代も続き、高校卒業して今現在までも続いてしまっている。時間は無慈悲に過ぎていき、自分達は下手な大人になってしまった

 

 

中高時代は学校というケージの中でやっていたものを、いまは公共の場所でやってしまっている

 

 

時には、道

時には、電車

時には、飲食店

時には、海ほたる

時には、ディズニー

 

 

ところ構わずキンタマウォーズが行われている。終わらない戦争。終止符はいつ打たれるのか。

 

 

誰かのキンタマが完全に潰れるまでなのか。誰かが結婚等を通して大人になってしまう時なのか。

 

 

お願いだから、自分のキンタマ以外で潰れてくれ。もしくは結婚させてくれ、というか結婚したい。結婚ってどうやったらできるのぉぉお!!

 

 

30歳までにはキンタマウォーズを辞めていたい。

20. 親知らずをヌキヌキした話(1本目)

 

 

2020年12月5日 p.m.1時

 

その時、ふと思った。

"あ、そうだ、親知らず抜こう"

と。

 

 

それから2時間後、自分は歯科医院にいた。

 

 

 

 

 

 

もともと、親知らずを抜きたい抜きたいってずっと思ってて、でも、思ってるだけで行けずじまいだったのだが、

ここ数日の親知らずからの痛みがひどすぎて、思い立ったが吉日その日以降は凶日という言葉のもと、歯を抜きに行った。

 

 

 

 

 

思い立ってからの行動は速かった。

 

 

 

 

まず、近くの歯科医院に電話。

 

親知らずを抜きたいと伝えると、

本日の14:30から治療できるとのこと。ただし、レントゲン次第では、後日に抜歯になる可能性もある、と伝えられた。

 

 

 

 

今の時間を確認しようと時計を見ると、13:30

今から1時間後、歯を抜かれる。

 

 

 

 

抜歯って、もっと心構えとかを前日から作るもんなんじゃねぇの?急に1時間後に歯を抜くことになるって、え?、ふぇぇ…

とか思ったりしたが、悠長にしていられない、急いで身支度した。

 

 

 

 

ここで、重大なことに気づく。

保険証が手元にない。

 

 

 

 

全くもって、意味がわからなかったのだが、停止していられない。

ちょうど親が帰ってきたので、1万円ほど頂いた。助かった。

 

 

 

 

 

そして、いざ、歯科医院へ。

初診であるので、紙に必要事項を記入。

 

 

"本日の来院理由は?"には、

"親知らずを抜きたい"としっかり書いた。

 

 

 

 

その後、少し待って、治療場所へ案内された。

その時、時間は14:30

 

 

 

 

 

電話してから1時間後に、本当に治療席に座っていたことに、驚いた。

 

 

ていうか、急いで準備したりとか、保険証がなくて、慌てたりしていたせいで忘れていたが、

自分はこれから歯を抜かれるってことを思い出し、ちゃんと実感し始めて、急にそわそわし始めた。

 

 

 

 

 

 

"やばい、どうしよう、怖い。

他の人の抜歯体験談だと、滅茶苦茶痛いとか言ってたなぁ"

 

 

とネガティブ思考スパイラルに陥って、不安でしかなかった。

 

 

 

 

 

"いや、でも、レントゲン次第では歯を抜くのは後日になるとか言ってたよな、どうなんだろう"

 

 

と、若干現実逃避していると、担当医がいらっしゃり、

自分が書いた "来院理由→親知らずを抜きたい"  をご覧になって、

 

 

 

 

 

 

"親知らずを抜きたいんですね。かしこまりました。

上の親知らずが下の歯茎を痛めてるので、上から抜いていきましょう。

それでは、先に麻酔を打ってからレントゲン撮って抜歯していきましょうか"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いーや、聞いてた話と違うぞ?

レントゲン次第で、抜歯するかどうか決めんじゃねぇの?

 

 

 

 

いや、さ、抜きたいし、すぐに抜いてくれるのはありがたいけど、不安スパイラルに陥ってた自分に対して、抜きます断言は、は?ってなるし、

 

 

 

なんていうか、面食らったっていうか、青天の霹靂っつうか、

不安よりも驚きが勝ってしまって、結局ノリと勢いなのか、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

うむ!!

 

 

 

 

 

 

この麻酔を打つとかいう作業、

自分が思ってたのは、1箇所に針刺して、そこからプチューって注入するのかと思ってたら、

複数箇所にブスブス刺していく感じだった。

 

 

最初の方はやはり痛かったが、麻酔が効いていくのか、最後の方はあまり痛みを感じずにブスブス麻酔を刺された。

 

そのあと、レントゲンを撮り、親知らず抜く前に軽く口内清掃。

 

 

 

 

 

レントゲン写真の現像が終わっていたので、いっしょに確認してもらった。

 

 

まず伝えられたのは、痛み始めていることから、やっぱり親知らずは全部抜いた方が良いとのこと。

 

 

で、下の親知らずは神経にめり込んでいて、当院では治療できないから総合病院のほうに訪ねてみてほしい、とのこと。

 

 

 

 

 

 

うーん、神経にめり込んでる…?

それってさ…治療の痛みとかさ…いろいろさ…

あの…

 

 

 

 

 

 

と、予想外の横槍により未曾有の不安に落とされ、返事が  "はぁ"   となってしまった。

怖いなぁ怖いなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな不安など担当医は露知らず、いざ、抜歯。

担当医から、痛かったら左手あげてください、と伝えられる。

 

右手だと治療医にぶつかる可能性があって危ないからなのかな、と今更ながら思った。

 

 

 

 

 

 

この抜歯とかいう治療、

まず驚いたのが、人力で抜くということ。

 

 

もっと便利な機械かなんか使って、ズドン‼︎って抜くのかと思ってたら、ペンチみたいなので右左とグリグリしながら抜いていく。

 

 

 

 

あまりにも原始的だったので思わず笑いそうになっていたら、

急に痛くなって、

"い、いはいっっっ、いはいっえ!!!"

って騒いでしまった。

 

 

 

痛かったら左手を上げろとかいう指示は、どこに行ってしまったのやら。

 

 

 

 

 

 

一度、治療がとまり、

いってぇなぁ…と心の中で思っていると、

"じゃあ、麻酔追加しますね"

と担当医から冷静な言葉がかけられた。

 

 

 

 

 

……え、そうゆうことなの?

麻酔足す足さないの問題なの?いてぇっていう感覚は、麻酔でどうにかな「口開けてください ブスブス」

 

 

 

 

 

 

また、ペンチみたいなので右左とやられた。

だが、今度は全く痛くなかった。歯をグイグイされている感覚はあるのだが、痛みを感じなかった。

 

 

麻酔すげ〜、麻酔すげ〜

 

 

 

 

 

 

 

一応、他にも痛いところがあって、親知らず抜くために口の端を押さえて支えながらやってたんだけど、その口の端がそれなりに痛い。

 

 

次回抜くとき、そこにも心構えをしとこうと誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

最終行程で、今までのペンチとは比較にならないドデカペンチが口の中に入ってきた。

 

 

舌の感覚で、ドデカペンチが歯を挟んでズィーって降りてくるのを感じ、

"おおおおおおおお、抜けてる抜けてる!!!"

って少し興奮しながら抜かれてった。

 

 

 

 

 

 

いつごろ終わるかな、まだかかるのかな、思ってたほど痛くないなって色々考えてたら、

"終わりました"  と告げられた。

 

 

 

 

 

いや、本当にあっけなくて、素っ頓狂な返事をしてしまった。

"ふぇっ?" みたいな、ガチでこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、はじめての抜歯ということで、興奮していたのか、治療後なんの気兼ねもなく、

"抜けた歯写真撮っていいですか?"  と助医さんに尋ねていた。

 

 

 

 

 

すると、助医さん、

"あ、構わないですよ!

よろしければ、持って帰ってもいいですよ!"

と明るく返答。

 

 

 

いらん。写真だけでいいんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからは特に問題なく、保険証ないために返金確約されているものの高い料金を支払い、次回来院日を決め、処方箋を購入し帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

治療からもう3時間ほど経ったが、今のところ、腫れとかはなく、

また、縫合はされなかったため、歯がなくなり穴となった部分に喪失感を舌で感じつつ、

 

 

今日のご飯どうしよう、とか

歯磨きどうしよう、とか

圧倒的未知の体験をしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、血は出る。

永遠に血の味するし、鏡で見たら、血の滝が流れてた。

世の中、見ない方が、知らない方が良いこともあるなと改めて思った。

18. 犬用お菓子を馬鹿みたいに食べさせられたので、せっかくだし食レポします

 

 

先日、酔っ払っているときに巧妙な罠にハマった。

騙された類の罠であったのだが、

もちろん、嘘も方便、となるような嘘ではなく、閻魔様に舌を抜かれるような嘘。

 

 

 

 

ていうか、酔っ払っているときに罠に嵌めてくる友達を友達と呼んでいいのか問題。せこい。

 

でも、笑えて許せたし、ブログのネタになるくらいのものだから、友達と呼んでもいい。Q.E.D. (終)

 

 

 

 

 

 

 

最近のコンビニでは、ドッグフード的なものも販売しており、いつでもペットフードを買えるようになっているらしい。

 

 

色々あるっぽいのだが、自分は今回、犬用ジャーキーを食べさせられた。

 

 

 

 

 

 

"これ、砂肝とにんじんを練り合わせたジャーキー系つまみです!

私、砂肝好きだから買ってみました!食べましょ!"

 

 

 

 

 

こんなん、罠に嵌ってもしょうがないだろうくらいの自然な言い回し。

むしろ、この時点で疑える奴の神経の方がおかしい。言ってる人、後輩のかわいい女の子だからな。負け確。

 

 

 

今思い出してみたら、本当に腹立ってきた。くっそ。悔しい。つか、性格わりぃなこの女。

 

 

 

 

 

 

 

この犬用ジャーキーは、

まず、犬用であるため、味がほとんどない。

 

 

 

 

こちとら、砂肝が入っていると言われているため、味が濃いものを食べるという覚悟の上で口に入れているのに、口の中にやってきたのは味の静寂。

 

 

 

というかもはや、それは静寂とかじゃなくて、時間の停止に近かった。なるほど、これが相対性理論。ラブずっきゅん。

 

 

 

 

 

 

 

 

犬用ジャーキーは、素材の味すらも消してるくらいの味の薄さ、すなわち、塩気のなさで、つまみとしてはナンセンス。食えたものじゃない。

そもそも犬用お菓子をつまみにする機会はないし、人が食うものじゃない。

 

 

 

 

 

 

歯応えは普通のジャーキー。犬も人も食べる物の固さは変わらないぽい。

 

 

 

ただしかし、味のない歯応えのある物って、今まで経験したことのない、未知の味覚で、非常に不快感を覚えた。多分、爪とか食べたらこんな感じなんだろうなって思う。爪食べたことないから知らないけど。

 

 

 

そもそも、爪って栄養あるの?

もし大金持ちになったら、ホームレスを高額で雇って検証してみたい。人は爪と唾液だけで生存できるのかどうか。

それで論文書く。タイトルは、「人間自己輪廻機構」

 

この思想だけで、十分事情聴取されそうだし、精神病棟に閉じ込められそう。やめよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々話が逸れた。

 

 

 

 

 

 

 

本当にペットフードはまずく、食えた物じゃなかったが、せっかく買ってくれたし、なんならこの時はまだペットフードだとは気づいていないため、早く食べきっちゃおうと爆食いした。

 

 

 

 

 

主犯者たち、よく俺が爆食いしてる姿を笑わずに見ていられたと思う。ちょくちょく、

それ美味しい?とか、

めっちゃ食べるじゃん、とか

変に聞かれた気がするが、その時点では、まさか自分がペットフード食わされているとは気づかなかったため、

普通に食べれないことはないぞモグモグ、

とか言いながら食ってた。

 

 

 

 

主に、自分ともう一人で食って、食い終わったと同時に、

「これ、美味しくなかったでしょ?実はペットフードなんだ」とネタバラシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんと、人の思考ってすごいもので、さっきまではそんな美味しくないなぁ、で済んでいた物が、

ペットフードだよと言われた瞬間から急に気持ち悪くなった。

思い込みとか、明かされる事実とかって容易に人の心をひっくり返す。思考と心って本当に強い連動作用がある。

 

 

 

 

この時、全人類の中で自分が一番、

思考と感情が連結するような体の作りにするなよ、って先祖を恨んだ瞬間だった。

ていうか、思考も感情も心も全部同じ意味じゃねぇ?って思ったり思わなかったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、ペットフードなんて食えたもんじゃない。味はしねぇし、食感とか不快だし。人間は、ちゃんと人間用のご飯を食べよう。

 

 

 

 

間違ってもいたずらで、人にペットフードを食わすようなことはしない方がいいです。

僕がその現場を見つけた場合、てめぇの口に全部入れてペットとして生かします。ちゃんと施設に預けるので安心してください。