パッと光らず咲きもしない湿けた花火のようなブログ

鈴木です。ちょこちょこ記事書いては消してます

17. 友人の救いようのない厄月。

 

 

8月もそろそろ終わる。

 

 

 

日陰においても、熱が肌をジリジリと刺激する夏がそろそろ終わる。

夏嫌いな自分は、それはもう腹を出して舞って踊るくらい嬉しい。

 

 

 

さらば、今年も俺には青春をもたらさなかった夏よ。これからも頑張って年々気温を上げて、女性の被服率を下げることに貢献してくれ。

 

 

 

以上のように、夏の終わりを今か今かとウキウキ待っている自分ではあるが、

そんな自分のテンションの上がり方とは、綺麗な負の相関を築けるくらいに、「厄」に見舞われている友人がいる。

 

 

 

その名も「福田くん」

 

 

 

苗字に「福」の字が付いているのにも関わらず、「厄」の津波に襲われている。本当にかわいそう。

逆に、「福」の字がなかったら、もう死んでいたかもしれない。それくらいの災厄に見舞われている。Anotherなら死んでたってやつ。

 

 

 

 

「厄」の津波

 

 

 

始まりは、8月16日(日曜日)

 

その日、彼はバイトをしていた。居酒屋バイトである。売りは日本酒や海鮮、スローガンはODA(元同僚)を許すまじ、という居酒屋である。

 

 

 

昨今のコロナ事情、マスクを装着して接客をすること自体はもう無礼にはあたらず、なんなら、マスクなしでの接客のほうが問題になる。

 

 

 

こんな情勢のなか、彼はマスク付けずに接客していたらご新規のお客様にめっちゃ怒られたらしい。

それはもうこっぴどく、くどく、長く。。

ひたすら腰を曲げて謝ったらしい。

あまりの腰曲げ時間の長さに、周りは、勃起隠してんじゃねぇ?って疑れるほど。それはそれで可愛そう。

 

 

 

これが、ファースト厄である。

 

 

 

 

セカンド厄は、8/20(木曜日)に起きた。

 

 

 

彼は、仲良い奴らで昼から集まり、翌朝まで飲んでたのだが、いかんせん、飲んでいる時間が長すぎて絶頂悪酔をした。

 

 

 

結果、最後に入ったお店で店員に喧嘩を売っちゃった。しかも、そのお店で一度暴力事件を起こした店員さんに。

 

 

 

この店員さん、後日、知り合い伝いに彼に連絡をとってきて、店員さん曰く、

「サシで会って、一回絞めさせろ」とのこと。

 

 

 

 

もはや、彼に同情できるキャパシティも限界に近い。

 

 

 

 

 

他にも細々あるのだが、次紹介する厄がファイナル厄になる。

 

 

 

8/24(月曜日)に、男女2:2で遊園地に遊び行ったらしい。

 

 

 

福田くんと男Bと女Hはバイト仲間で、残る女Tは女Hの友人とのこと。

 

 

 

福田くんは、女Tにもともと気があったみたいで、かなり楽しみにしていた。もちろん厄付きの福田くんは運転係。ナム。

 

 

 

遊園地自体は楽しかったらしい。バイキングに乗ったり、メリーゴーランド乗ったり、古き良き施設を堪能したとのこと。

 

 

 

ただ、楽しかったのはそれだけ。

 

 

 

後日、その時の話を聞いてみたら、

「行きの車から俺が気になってる女Tがさ、俺の言葉にリアクション薄くてさぁ。もう一人の男のBの言葉にはゲラゲラ笑ってたのに。

女Hにどゆこと?って聞いてみたら、真面目な子だから遊び歩いてる人の印象がそんな良くないのかもしれない、って言っててさ。

俺、そんな悪いところ、その女に見せてないのに。

向こうが本当に、無視に近いリアクションするから、もうこっちから出来ることなくて、段々その女がすることなすこと一挙手一投足尽くに腹立ってきて。

運転に対しても、その女は一切気遣ってくれなくて。いや、感謝されたくて運転してる訳ではないけど、一言あってもいいかなって思うわけよ。

………

 

 

 

フラストレーション大爆発。

とんでもねぇ女であるのは間違いない。ボンボン高慢ちきワガママチワワちちわ乳輪。

 

 

女Hとか女Tとかどっちがどっちだかわかりづれぇし

 

 

 

こんな厄事づくしの友人、どうしたら助けられるでしょうか。

 

とりあえず、巨乳の後輩に福田くんを励ましてもらうように頼むことから始めます。

Hey, お勝ちゃん!自慢の乳でビンタしてあげて!それで元気出るだろうから!